現象

いつも同じようで、いつも違う太陽。
強くなりかけた日差しの下を、冷たさ残す風が通り抜ける。

五月の一日。

何の戸惑いも迷いも無いと思うのは今だけだろうか。
今までの全てもこれからの全ても、受け止めることが出来そうに思わせてくれる、
美しい小さな街。

変わらないと思っても、常に変わり続ける心。
木の葉のこすれ合う音が感情を消してくれる。

信じる、信じないの葛藤はそこには無い。
ただ、静かに、心を寄せる。

流れる風に
あなたの姿見に
唱える声に
捉えようのない何かに
静かに心を寄せる。
スポンサーサイト